私が関ジャニ∞と出会ったのは、2005年秋。
その時、彼らは8人から7人になった直後でした。
8人だった頃の歴史を後追いし、
いつか8人の関ジャニ∞に会えることを夢見ていました。
だけど、それが叶わないと知った日。
私の脳裏に浮かんだのは、
コンサートのオーラス、
ピンクに染まった横浜アリーナでの大阪ロマネスク。
「いつか」という願いを込めて聞いたあの曲が、
私にとっての「8人最後」の姿でした。
今まで本当に、いろんなことがありました。
メンバーがソロコンサートをするようになった年、
横山さんだけソロコンがなかったこと。
翌年の横山さんのソロコンに、当たらず、
必死でチケットを探し、譲ってもらい、
魂を削る思いで、レポを書いたこと。
47都道府県コンで、ソロが午前と午後に分かれてしまい、
関ジャニ∞のことを好きでいられないかもしれないと思ったこと。
だけど沖縄で、やっぱり∞が好きだと思えたこと。
横山さんのお母様が亡くなった直後のソロコンで、
彼が普段見せない涙を見せて、私も泣いたこと。
亮ちゃんがNEWSを離れ、関ジャニ∞1本になったこと。
少しずつ、全員がドラマや映画に一人で出るようになったこと。
その都度、ブログを書いたり書かなかったり、
私にもいろんなことがありました。
だけどずっと7人は、私にとってオアシスで、
これはきっと、これからも変わらないのだろうと思ってきました。
でも、2018年4月。
それが幻想だったと気付きました。
「諸行無常」
万物は絶えず変化し続けて、
永遠に変わらないものはない。
私が好きなこの言葉。
知っていたはずなのに、忘れていました。
7人の関ジャニ∞が「永遠」だと、
勝手に思い込んでしまっていたから。
「いままで自分が歩んできた道は、
本当にこれでよかったのか。
もっと違う道があるんじゃないのか。
やり直すとしたら、今しかないんじゃないか」
何度か人生に登場するこの「疑問」は、
私も経験してきたからこそ、分かります。
頭に浮かんでしまったら、解決できるのは自分だけ。
他の人の声は参考になっても、
決して、自分が決めたことには勝てないんです。
渋谷さんも36歳。
年齢から考えれば、違う未来を夢見ることもある。
そう思っても、ファン心理が邪魔をする。
好きだから、応援したいけど、
好きだから、見ていたい。
好きだから、理解したいと思うけど、
好きだから、このままでいて欲しい。
人として、ずいぶん残酷なことを願うと思っても、
ファンだから、ずっと見ていたいから、
そう願ってしまうのは仕方のないことなのかもしれません。
だけど、自分に置き換えたら、
そんな辛いことはないとも思う。
自分の本当にやりたいことを無視して、
「誰か」のために生きるのは、
半分死んでいるようなものだと思うから。
どんなに好きでも、どんなに思っていても、
ファンができることは、
信じることと、応援すること。
何もできない自分が、歯がゆくても、
それ以外に私ができることはないんです。
2018年7月8日
関ジャムが、彼ら7人の最後の舞台を用意してくれました。
7人の笑顔が、そこにはありました。
テレビで、雑誌で、コンサートで見てきた彼らと同じ。
だけど、全然違う顔で笑う7人。
このまま、番組が終わらないで欲しいと何度願っても、
時は過ぎ、番組は終わってしまう。
大阪ロマネスク
LIFE〜目の前の向こうへ
心を込めた演奏は、
どんな言葉より雄弁に語るものかも知れないですね。
曲を聴きながら、大阪ロマネスクで今までを思い出し、
LIFEでこれからの渋谷さんと、6人の関ジャニ∞を思う。
音の持つ大きな力を、見せてもらったと思いました。
涙ぐんだり、一生懸命笑ったり。
画面では全部伝わらないであろう思いを、
きっと彼らは、全力で音にぶつけて、
最後の7人の演奏を終えたのでしょう。
だからこんなにも、胸にダイレクトに、
届いたのだと思います。
関ジャニ∞に出会えてよかった。
関ジャニ∞を好きでよかった。
そして、最後に、
渋谷さんを送り出すことができてよかった。
これからの彼の夢への挑戦と、
6人の関ジャニ∞を応援し、信じていきたいと思います。
「eighter!!」
そう最後に叫んだ彼の、声と表情を胸に刻んで。
ありがとう。
あなたたちが大好きでした。
そして、これからも、
ずっと大好きです。