大野智という俳優が心底好きになりました。
本日初日のアマツカゼ。
幸運なことにお誘いいただき、貴重な初日の舞台を観に行くことができました。
感謝してもしきれれません。本当にありがとうございます!
決して背が高いとは言えない彼が、舞台の上であれほど大きく見える事実。
智さんがあんまりにもかっこよくて、最初はしばらく息をするのも忘れるほど見惚れて、
幕間で時計を見て、もうこんなに時間が経ってたんだと驚いたほど時が流れるのが早かった。
終わった後も、感動が身体から全然離れていかなくて、
今でも、舞台の上で殺陣をする智さんの背中が目に浮かびます。
カーテンコールは、6回か7回ぐらい。
鳴り止まない拍手の中、幕の向こうにいた智さんは、
さっきまで舞台の上で鋭い視線を投げ、美しい汗を流していた彼ではなく、
いつもの穏やかで柔らかい、私の知っているキャプテンの顔をしていました。
両手を振りながら、お客さんのひとりひとりを見るように、舞台を右へ左へ。
1階の人にも2階の人にも、まるで友達にでも手を振るように。
その時の笑顔が、本当に幸せそうで、見ている私も幸せになりました。
彼が、たくさんの人たちを魅了するのは、
演技も殺陣も呼吸も響き渡る声も台詞まわしも視線も流れる美しい汗も、
舞台という場所に必要な、全てのものを兼ね備えているからだけではなく、
あれほど強く美しい役を演じた後でさえ、舞台の上を手を振りながら歩き、
最後の最後のカーテンコールで、幕が降りる瞬間までしゃがみ込んで、
お客さんに手を振る、優しさとあたたかさがあるからこそだと思いました。
本当に、本当に震えるほどかっこよかったです。
惚れました。心底ベタ惚れです。
私も一緒に風になりたいと思うほど本気で男前でした。
本当にステキな時間を、ありがとう。
そしてどうかケガもなく、無事千秋楽を迎えられますように。
智さん、あなたが大好きです。